
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第15章 命の・・・重さ
『おいしかったぁ♪
マシロちゃん、ごちそうさま!』
『マリアちゃんひとつでいーの?
まだケーキあるよ~♪』
『もももっ、もう十分だよ(汗)
マシロちゃんみたいに若くないのょ私?!
食べ過ぎ要注意だよっ(泣)』
『てかマシロ…この量
二人で食う気だったのかよ…(苦笑)
お前10年後ただのデブババアだな…』
『ゆうくん…口悪すぎ・・・』
『ゆぅちゃん…最低・・・』
3人で…つっても
マシロがマリアにベッタリで(苦笑)
ほとんど2人で盛り上がってたけど
『ゆぅちゃん…私今度こそ(笑)
おいとまするね?』
『えーーー?!マリアちゃん
帰っちゃうの~~?』
『ふふっ…マシロちゃん~(笑)
そもそもお兄さんに会いに来たんでしょう?
おじゃましちゃって本当に
ごめんなさいね?
あとは二人でゆっくりしてね♪』
『翌々考えたら…ゆうくんと
二人でいても、つまんないもん~』
『・・・おいっ(汗)💧』
『ふふっ…まぁまぁマシロちゃん♪
口は悪いけど、お兄ちゃんデレデレに
喜んでますから(笑)そう言わずにね』
『バ…バカ、;💧マリア!?』
『ふふっ…~って?!マリアちゃん?コレ…?』
マリアが去り際にコッソリとマシロに
俺にバレないように何か渡してる。
(バレてるけどな?)
『ヒソヒソ……チビちゃんに
何か美味しいものでも食べさせてあげて?
じゃなかったら、帰りに
その欲しいお洋服に合う小物でも
買って行って?
せっかく来たんだから。ね?♪』
『ヒソ…マリアちゃん…ダメだょ、こんな』
『コホン……マリア~~?!
不良娘を甘やかさんで良いからな!?』
『ん~?何ゆぅちゃん~♪
え?ゆぅちゃんの
あんなことやこんなこと~?
黙っててもいーよ?
口止め料もらうねどね~♪(笑)』
『マリア…お前なぁ!?(汗)』
『ぷっ……あっははははは~!!』
『ふふっ…マシロちゃん
今日は本当に楽しかった♪
どうもありがとう。
ゆぅちゃん~?
じゃまたねぇ~おじゃましました♪』
・・・パタン。
なんか・・・
どうなることかと思ったけどよ?
不思議な時間だったぜ
