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『エリカ・・・忘れモンないな？』



『うんっ…』





翌日・・・俺はエリカを連れて家を出る






まさかの実家の所在地に
衝撃は走ったものの

今さら…と言うか
エリカの事が心配なのに変わりはないから




と言うか…同じ都道府県内だからって

同じ土地と言っても広い

何も・・・そんな構えることなんかない








『え…新幹線で行くの？』



『？…お前まさか…来るとき

鈍行乗り継いで来たのか？』






『だってぇ…新幹線高いもん』



『(汗)(汗)(汗)・・・恐れ入るぜ;💧

～～日が暮れちまうとわりぃ

さっさと行くぞ』



〃若いってすげぇな・・・(苦笑)〃






『飛行機にはしないの？？

乗り方によっては新幹線より安いよ♪』





『エリカ中々しっかり者じゃねぇか(笑)

スムーズな方が良いから、行くぞ？』








『ユウト飛行機恐いんでしょ？(笑)』



『バーカ・・・』








飛行機を選ばなかったのは




雲の上から

その景色を観るのが…辛かったから




アイツを・・・見送った

あの日とよく似た

澄みわたるような・・・青空を