無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

すると、瑞稀君の背中が反る


擽ったかったかな？
ごめんね


指に伝わってくる感触がもう随分ぐちゃぐちゃで柔らかいのを確認して、俺は指を抜いて手も放した

突然なんの刺激もなくなった瑞稀君は少し不満げに俺を振り返る


「ど、して……？」


もう少しだったのに、という言葉が聞こえてきそうな言い方に口元が緩みそうだ


「もうそろそろ、一緒に気持ちよくなりたいな」


俺がそう伝えると、瑞稀君は顔を赤く染めてこくんと小さく頷いた


「場所、交代ね」
「……ぁ……」


俺が身体を起こして上下反転させた瑞稀君を押し倒すと、瑞稀君から小さな声が上がる

期待するような顔を見せられて、俺の胸も期待に弾んだ


「挿れるよ」


先端をちゅ、と入り口に付けると吸われるような感覚がする

その後ひくひく蠢いたと思えば、飲み込むようにそこが小さく口を開けた

見れば瑞稀君が両手でお尻を左右に開くように持っている


「！！」


ちょっ……ちょっと……
だめだって

そんなの見せられたら
それだけで出そうになる


「挿れ、て……」


とろん、と蕩けた目で俺を見上げる瑞稀君に、俺のは痛いほど硬くなった