いとしいとしというこころ
第2章 恋とは知らずに
いただきまーす!
カニ!カニ!!
メインのカニ鍋に普通にボイルしたカニ。
とりあえずボイルの方を手に取ってプリプリの身をカブリ。
うま!
「おいしいです!」
おばちゃんに言うと、沢山食べてね!って。
「あれ?松潤も来るんでしょ?」
「そう。少し遅くなるとは言ってたけど。」
翔ちゃんが連絡が来てないかと携帯に手を伸ばしたところで鳴るチャイム。
「来た。」
翔ちゃんがお出迎えして松潤が姿を現わす。
「うわ!うまそー!
あ、おばちゃん、今日はご馳走になります。
和、食ってっか?」
和くんの頭を触って微笑んだ。
あ、ここはもう知り合いなんだ、
仲良いんだ。
二人の会話に無遠慮に興味を示してる俺。
「雅紀も食ってる?」
俺はカニを口いっぱいに頬張りながら、うん、と頷いた。
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