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二人で一人

第60章 クリスマスデート






「蓮!」

『ん?』


優は下を向いて、息を吐いた。

「は、はんぶんこしよ?」


パッと顔を上げた、優は俺のほうを見る。


『いいのか?』

「うん。」


優はパンを半分にちぎって片割れを俺によこした。






……やっぱ優しいな…

優のそういうとこ好きだな…






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