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二人で一人

第59章 久しぶりのデート






てか、はやく起こそう………。


俺はため息混じりに、優の耳元で呟く。

『優ちゃーん…朝ですよー』


優は耳が敏感なせいか
ビクリと体を震わせた。


「もう…うるさいなぁ………」


うるさい!?

なんて失礼なんだよっ!


返ってきた優の言葉に憤慨する。



少し(かなり)腹がたってきて、大声で怒鳴る。


『優!!はやく起きろっっ』


これにはさすがの優も起きた。





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