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二人で一人

第50章 寝顔争奪戦






空狼が見ようとすると俺が塞ぐ。



それをなん10回以上繰り返したころ、優がソファに顔を伏せた


どうやら、俺の勝ちみたいだ。


「蓮、おまえ、優ちゃんのことになると熱くなるよな。」


『え?』


「どんだけ大切なんだよ」


ボソッと空狼が呟く



『え?え?どういう…』


「どれくらい好きなの?優ちゃんのコト。」


『は?なんでそんなの言わなきゃなんねぇの?』


「言わなかったら、優ちゃんの寝顔見る。」


『えぇ!?それは困る…』


でも…優以外の人に言うなんて…


ましてや空狼…







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