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二人で一人

第40章 心を開いた日





優はうずくまって泣いていた


『優!!』


俺は優に近づいた


『大丈夫!?』


「っ……う……れん…」


『ごめん!!わざとじゃなくて…』



俺は優を抱きしめた


「ぅう………」


優が体の力を全部ぬいた



「……ヒック…ぅ」


『優……ごめんな…』






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