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二人で一人

第36章 従順な召し使




「はい。2分オーバー」

優が俺をスゴい目で見る



『えぇ!?』


もう、そんなにたったのか!?


『ハァ…ハァ…ち、ちょっと待ってください…ハァ…』


全速力で走ってきた俺はかなり息切れしていた


「いや、待つとかないから。」

『ほ、ホントに見逃してください。命だけは助けてください』

「2、3回ぶん殴ってあげる」

優がニコりと笑った


ぎゃーーーーーーーーー








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