二人で一人
第36章 従順な召し使
優が顔を真っ青にして呟く
「蓮…
いもけんぴが……」
あぁ、またか…
「ないっ…!!」
『昨日、食ったので最後だよ』
「なんだと!!」
くるっと振り返って俺をじっと見つめる
『なに…?』
最悪かも…
「買ってきてっ!!」
『やだ。』
俺は冷静に断った
ホントはわかってる…
ボキボキボキボキボキボキボキ
『痛い!!痛い!!痛い!!痛い!!』
俺は優に見事に関節技をきめられていた
『わかった!!わかったからっっ!痛い!!痛い!!』
わかってたんだ…
断ってもムダだって……
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