
二人で一人
第35章 in クローゼット
「れん…」
「あたし…
寝そう……」
はぁ!?
寝そう!!??
って寝てるしっ!!
優が俺にもたれかかってきた
うわぁっっ////
『萌木!!開けてくれ!!』
限界だぁーー!!
助けて!
『頼むから開けてくれ!!』
いや、開けてください!!
「しょーがないなぁ」
外から萌木の声が聞こえた
ガチャ……
クローゼットのドアがあいた
『ぶっはぁー』
やっと出られた……
「あれっ!?優ちゃん?」
寝てる優をみて、首をかしげる
「寝ちゃったんだ…」
『うん…』
俺は優をベッドに寝かした
「ん……れ…ん……」
『!』
俺は萌木に見つからないように優の唇にキスした。
