
二人で一人
第18章 先輩たちの秘密
「たぶん、だれにも言わねーと思うけど…」
「そうだねぇ
そこまで空気読めなそうでもなかったしね」
そう言って二人は倉庫を出ていった
俺たちは二人が完全に行ったのを確認してから動いた
「すごいこと聞いちゃった」
『う、うん……////』
俺は退学より優とあんな体制でいたほうが印象に残っている
まだドキドキしてるし……
「蓮??」
ぐぃと顔をちかずける
『わぁぁあぁァ////』
「どうしたの??顔あかいよ?」
おまえが原因だっつーの!!
『な、なんでもない……』
『それよりだれにも言うなよ』
「うんっ」
コクりと頷く
『空狼や河崎にもだぞ?』
「うんっっ!」
『よし。』
俺たちは体育倉庫のカギをしめて職員室に向かった
