
きっと あなたと・・・
第132章 ー久しぶりー
「柊さん・・・」
柊『ん??』
「ごめんね・・・」
柊『何が??』
「湊と・・・デート」
謝ることじゃないんだけど、
そんな目の前で寂しそうな顔されると、
つい条件反射っていうか・・・
柊『謝らないでよ^^何も悪くないのに・・・
今度はちゃんと誘うから・・・体調良くなったら、僕とデートしようね??』
「・・・・・うん」
柊『ん・・・あんまり無理しないで??』
柊さんのあったかい手が頬にそっと触れると、
少しドキッとしたけど、なんだかすごく落ち着いた。
なんか・・変な感じ・・・
少し沈黙が流れると、ドアをノックする音が聞こえて、
思わず柊さんの手を離した瞬間、ゆっくりとドアが開いた。
