
きっと あなたと・・・
第82章 ー電話-竜之介- ー
柊ちゃんが入れてくれたお茶は、やっぱりしおりんからだった。
遊びに行くといつも入れてくれるからすぐに分かった・・・
けど、なんで柊ちゃんに預けたのか・・・考えると、胸の奥がチクッとした。
昨日、柊ちゃん帰ってくるの遅かったし・・
やっぱり・・・2人で会ってるんだよね??もう付き合ってるのかな??
・・・・うだうだ悩むのもかっこ悪いし、僕らしくない。
嫉妬して意地張って柊ちゃんを避けたりもしたくない・・・
とりあえず、早くお礼も言いたいし・・・・思い切ってしおりんに電話をかけた。
