
きっと あなたと・・・
第62章 ー抜け出したい-竜之介- ー
竜之介『わ・・天気いいな・・・眩しい』
瑠風『こんなに天気がいいと、抜け出したくなるね♪』
ほんと・・・空には雲ひとつなくて
遠くに遊びに行きたくなる・・・最近仕事以外で出かけてないな・・・
竜之介『あ、これかな??ん??もう1個ある・・・ねぇ、瑠風??』
車の中を確認すると、みなたんが座ってた場所に充電器はあったけど、
もうひとつ似たようなのが置いてあって、手に取って振り返った瞬間、
瑠風『あ・・・』
車の外にいた瑠風が急いで乗り込んでくると、
スライドのドアを音が出ないように軽く閉めて、僕の口に手をあてた。
