夜空は百合の花を狂気的に愛す
第1章 ブドウ
え、今、私…キス、された?
あまりの驚きに叫ぶことも泣くことも出来ず、ただただ目を見開いて固まる。
「ユリ、こっち向いて」
私が固まっていると隣にいた空くんが私の頬に手を伸ばして顔を向かせるとまた同じようにキスをしてきた。
でもその唇は離れることはなく、むしろググッと押し込まれている。
「んっ…ちょっ、と…」
やめてと言おうと口を開きかけたところでにゅると空くんの舌が私の口内に侵入してきた。
逃げる私の舌に空くんの舌が絡みついてくる
「んん…や…だぁ…!」
こんな経験をしたこともない私は息苦しさと恥ずかしさで涙が溢れそうになった。
「空、やめろ」
すると、ずっと横で黙って見ていた夜くんがグイッと空くんを私から押しのけた。
あまりの驚きに叫ぶことも泣くことも出来ず、ただただ目を見開いて固まる。
「ユリ、こっち向いて」
私が固まっていると隣にいた空くんが私の頬に手を伸ばして顔を向かせるとまた同じようにキスをしてきた。
でもその唇は離れることはなく、むしろググッと押し込まれている。
「んっ…ちょっ、と…」
やめてと言おうと口を開きかけたところでにゅると空くんの舌が私の口内に侵入してきた。
逃げる私の舌に空くんの舌が絡みついてくる
「んん…や…だぁ…!」
こんな経験をしたこともない私は息苦しさと恥ずかしさで涙が溢れそうになった。
「空、やめろ」
すると、ずっと横で黙って見ていた夜くんがグイッと空くんを私から押しのけた。
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