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風俗課に配属されました

第71章 南凛子の妻事情①

「ただいま。凛子……あのさ……」

帰宅した瑞樹は気まずそうな雰囲気を
醸し出していた。

「若菜ちゃんと別れられないのね」
「うん……やっぱり若菜が好きなんだ。
でも……凛子も失いたくない」

検討は付いていた。

「しょうがないわね。それでいいわよ」

しばらくの間はね。

私には切り札がある。

「ごめん……俺……どうしようもない男だわ。
自分で自分が嫌になる」

どうしようもないのは私も一緒。

瑞樹以外の男とのセックスを
しばらく止められそうにない。

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