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風俗課に配属されました

第58章 五十嵐歩の恋愛事情⑥

「歩くんッ。本当に来てくれたんだ」

亜衣が若菜と同部屋だったことは知っていた。

けど……

「若菜は?」

……と、口にして思い出す。

俺……亜衣とも約束してたわ……

『私の部屋に来て』……って
そういうことだったのか。

紛らわしい言い方しやがって。

早とちりしてしまった俺も俺だけど。

「若菜ちゃん……事故ったらしいの」
「えぇッ!?若菜がッ!?怪我はッ!?
病院に居るのかッ!?」

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