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風俗課に配属されました

第56章 社員旅行④

目覚めると病院のベッドに居た。

ぼんやりしている視界の先には……

「若菜ちゃん。大丈夫?」
「理佳さん……」

起き上がろうとする私を
理佳さんが制する。

「瑞樹……南課長は……」

事故の瞬間は……覚えていない。

だけど……

「大丈夫よ。南課長には斗真社長と……
奥様が付き添っているから」

『ママ───ッ!!!』と
瑞樹さんが叫び泣きじゃくる声。

ただそれは……うろ覚え。

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