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風俗課に配属されました

第49章 社員旅行②

私がトイレから戻ると
瑞樹さんはクローゼットを開けていて
バッグに衣類らしき物を押し込んでいた。

「……瑞樹さん?」

振り返った瑞樹さんの表情は
これまでに目にしたことも無い
動揺っぷりだった。

「えぇッ!?若菜居たのかッ!?」
「ぁ……ぅん……今トイレから……」

そして目を見開き眼球が右往左往していて
明らかに狼狽している様子。

「凛子に着替えを……と、思ってね……」

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