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風俗課に配属されました

第48章 本條斗真の事情⑥

「違うわ。ホント斗真って相変わらず
デリカシーの欠片も無いね」
「そうですね。だから人生失敗の連続です」
「自覚はあるのね。ほな、さいなら」
「はい。美人で奥ゆかしい理佳さんの帰りを
僕はベランダで雨に打たれながら
待っています」

……やっと一人になれる。

『ゴロゴロゴロゴロ……』

あ……雷。

からの……

『ドカ─────ンッ!!!ズゴゴゴ……』

そして……

「キャ─────────ッ!!!」

理佳が俺の胸に飛び込んできた。

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