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風俗課に配属されました

第45章 本條斗真の事情⑤

「言ってみろ。俺は今とても冷静だ。
ちょっとやそっとのことでは怒らんぞ」

俺はパワハラとは無縁。

「斗真社長と理佳さんて……」

比嘉主任は俺と理佳の顔を
交互に見ながら口ごもる。

「怒らないから言ってみなさい。
私の心は沖縄の海より広いのよ」

理佳は比嘉主任を優しく諭すが
それが一番危険であることを
比嘉主任は知る由も無い。

「お二人は……お付き合いをされているので
相部屋がいい……かな……と……」

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