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「イッ……イッちゃうぅッ……」

若菜ちゃんは周囲を気遣うように
そして俺だけに聞こえるように呟いた。

「キスしようか」

俺の口内で若菜ちゃんの吐息を
受け止めるようなキス。

「ッぁあッッ……ぁッ……ぁッッ……」

俺の指が何度も強く締め付けられる。

若菜ちゃんは俺の愛撫で……イッた。

「森山課長……」

若菜ちゃんが俺に抱きついてきた。

「急に恥ずかしくなってきちゃった……」

本気で照れてしまっている
若菜ちゃんを抱き返した。

温泉宿が待ち遠しい。