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風俗課に配属されました

第121章 川澄友香の恋愛事情③

『お湯……まだかな』

結局、気の利いたことも言えず。

『そろそろかな。先に入るか?』
『一緒に入っちゃう?なんちゃってッ』

冗談交じりで少し本気。

『無理すんなって。ゆっくり入っておいで』

……そうだね。

私、めっちゃ無理してる。

『ぅん……じゃ、先にお風呂頂き……』

久し振りの長時間の正座だったせいか
脚が痺れていて……

『友香ッ』
『キャッ』

ふらついて上手く立てなくて……

『大丈夫?』
『ぁッ……ごめん……』

今の私は支えてくれた龍聖の腕の中。

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