テキストサイズ

風俗課に配属されました

第120章 俺も一ヶ月前を振り返る①

『龍聖。お腹空かない?』
『空いてるかも。飯食いに行くか』

カラオケボックスでは食事もせず
互いに一曲唄っただけ。

『何か作ろうか?材料があればだけど』

俺は手料理が大嫌い。

若菜の実家で御馳走になったことはあるが
あれは御両親が料理人だったから。

『いや……食いに行く』

いくら同じ空気感を持っている
友香であっても
それとこれとは別問題。

『ぁッ……龍聖って他人が握ったおにぎりとか
食べれないタイプでしょ?』
『まさにそれ』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ