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風俗課に配属されました

第119章 川澄友香の恋愛事情②

『意外だな。俺が思っていたのと真逆』
『私がドMとでも?有り得ない』

私はいつだって男を従えていた。

それを誠也も喜んでいたはずなのに。

『SもMも紙一重だろ』
『知ったようなこと言っちゃって。
さぞかし若菜ちゃんと上手くいって
いるんでしょうね』
『……どうだろうな』

他人事のような言い回し。

『えッ?上手くいってないの?』
『待つことに慣れようとしているだけ。
ただ……それも限界かも』

宙を見つめる龍聖。

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