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風俗課に配属されました

第103章 福原康樹の恋愛事情

父親の代まで営んでいた豆腐屋をたたみ
【居酒屋 ふくはら】を始めてから
早四年が経過した。

居酒屋経営に反対した妻に
離婚を突き付けられ
同時期に俺はバツイチとなった。

性格の不一致と
子宝に恵まれなかったことも
離婚の要因だといえよう。

寂しさや悔しさを紛らす為に
男一人、休業日も設けず
黙々と働いた。

周囲に居酒屋が無いことや
手作りのざる豆腐や厚揚げが好評で
経営は早い段階で軌道に乗ることが出来た。

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