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風俗課に配属されました

第95章 風俗課の品格

気持ちが揺れ動いてしまったのは
瑞樹さんと過ごしてきた過程があってこそ。

そりゃそうだ。

あれだけ好きだった人に
こうして身体を弄ばれているのだから。

ちっとも不思議じゃない。

「んぁあッッ……もっとぉッ……ぁあんッ」

別に要求したっていいんだ。

私に欠けていたのは割り切る気持ち。

他の男性社員と何ら変わらない。

風俗課の利用は与えられた権限。

例え相手側がそこに感情があったとしても
私のやるべきことはひとつ。

相手に気持ちよくなってもらう。

私も。

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