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風俗課に配属されました

第95章 風俗課の品格

「どうして……会いに来れなかったの?」

馬鹿ッ!

何言っちゃってんのッ!

「凛子のつわりが酷くて傍に居て
やりたかったんだ」

ほら。言わんこっちゃない。

瑞樹さんがいちばん大切なのは
私じゃなくて凛子さんに決まって……

「仕方が無かったんだ。監視も厳しかったし。
でも若菜のことは片時も忘れなかった。
男のくせに言い訳なんて……みっともないな」

みっともなくなんて……ない。

って……馬鹿ッ!!!

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