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風俗課に配属されました

第91章 五十嵐歩の恋愛事情⑩

「五十嵐さんから僕の父親に頼んで
もらえませんか?」
「なぜ俺がッ!?」
「友達だからです」
「いつからッ!?」
「一目会ったその日から」

おちょくってんのか?

「お断りします。俺が出る幕じゃないっしょ」
「でしたら、せめて披露宴に出席を」

亜衣のウエディングドレス姿を
指をくわえて見てろってッ!?

「友達だから?」
「はい。友人代表のスピーチもお願いします」
「それは他の御友人に頼まれた方が
よろしいかと」
「萌子繋がりの友人しか居ないので。
亜衣には萌子の存在を知られたくないんです」

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