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風俗課に配属されました

第91章 五十嵐歩の恋愛事情⑩

「でしたらデリヘル呼んでる場合じゃ
ないじゃないですか。あ、営みの声も
ここまで聞こえてきましたよ」

それもかなり長い時間。

「すみません。それは僕と萌子の声です。
萌子は僕が施す愛撫を気に入ってくれた
ようで僕も萌子を喜ばせたく奮闘しました」
「AV女優とデキるなんて羨ましい限りです」

この異空間ときたら……

俺まで頭がおかしくなりそう。

「僕は萌子を引き留めるべきだったで
しょうか?教えてください」
「でも結婚するんですよね?」

……妄想の世界で。

「はい。今度の日曜日にホテル満月で
披露宴を行います」

今度の日曜日って……

亜衣と同じ日取りじゃんか。

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