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風俗課に配属されました

第87章 椎名理佳の事情②

「あッ!思い出したッ!南課長の一件だろ?
そうだった、そうだったッ!な?理佳ッ!
それでわざわざ出社してくれたのかッ!
ありがとッ!一生恩に切りますッ!」

斗真が私に合わせてくれた。

……かなり、わざとらしいけど。

「と、言う訳なので華村社長、ごきげんよう」

華村社長の綺麗なお顔が
苦虫を潰したような表情に変化した。

と、思ったら即座に満面の笑み。

気味悪ッ!

「斗真さん。例の事、御検討くださいね。
では、失礼致します」
「考えておきます」

例の事?

なにッ!?!?!?

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