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風俗課に配属されました

第81章 南瑞樹の秘密事情⑦

『若菜が貴方を待っています。今すぐ
来てもらえますか』

経理課の鬼塚主任からの電話だった。

どうして鬼塚主任から俺に?

若菜と一緒なのか?

都内のホテルに若菜が居ると
いうことだが。

先ずは指示されたホテルに向かおうと
車のキーを手に取ったが
ビールを一缶だけだが
飲んでいたことを思い出し
やや小走りで最寄りの駅へと向かう。

「ん?」

思わず声に出してしまった。

自宅からの曲がり角まで進んだ辺りに
隣に住んでいる主の車が
停車していた。

それも結構激しく揺れていた。

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