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第79章 鬼塚龍聖の恋愛事情①

そして若菜を抱いてしまった俺は
案の定、若菜の虜になってしまった。

あえてしていた
むさ苦しい風貌もテコ入れした。

わざと伸ばしていた髪もバッサリ切り
時代遅れのスーツも新調した。

全ては若菜に少しでも見映えよく
見られたいから。

あれほどシックリくるセックスは
初めてであり
これから先、若菜のような女に
巡り会うことは先ず有り得ないだろう。

そして若菜に惹かれた理由は
セックスだけではない。

清々しいほど俺に気を遣わず
自然に接してくれたことが嬉しく
それが一番の喜びだった。

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