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風俗課に配属されました

第78章 カノジョのふりを頼まれました③

私は焼酎の水割りを
そして鬼塚主任は焼酎のロックを
時間をかけて口にしながら
感慨深げに淡々と話を始めた。

「一ヶ月前に千尋の元カレが海外赴任から
帰国してね」
「なんか……それだけで、もう分かっちゃい
ました」

千尋さんと元カレのヨリが戻って
鬼塚主任がフラれ……

って?

さっきの状況と真逆だしッ。

「千尋はさ、俺が元カレの存在に気付いて
いないと思ってる。でも共通の友人が教えて
くれてね」
「千尋さんは元カレと会ってないかも
しれないじゃないですか。ただ帰国したって
だけかもしれないし」

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