テキストサイズ

僕の専属執事は10歳年上

第3章 ~突然の前兆~

「あら~、かなり礼儀の正しいお友達ねぇ」

「龍一に、もったいねえ友達だな!」

少しして、龍一君と龍一君の両親と別れて、家に向かって歩く。

◇道中◇

「泉坊ちゃま!」

「今、お帰りっすか?」

「所太郎、茶羅」

家に向かって歩いてると、途中で所太郎と茶羅に会った。

「2人共
人通りがあるとこでは、さん付けって言ったでしょ」

「あ、すみません…。」

「俺達、買い物の帰りなんですよ」

2人の両手を見ると、食料品や飲料品が入った袋を持っている。

「重そうだけど大丈夫?
どれか持つけど…。」

「いえいえ、僕達の仕事なんで良いですよ!」

「そうっすよ!
坊ちゃまに持ってもらった事が知れたら、ロークさんや執事長達に怒られますので…。」

2人は、慌てながら僕の申し出を断る。

それから、僕は所太郎と茶羅と一緒に家に帰った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ