無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

やわやわとそこを撫でるもどかしい動きに腰が動いてしまう

「本当可愛い…感じてる？」
「んん…っ、や、あ…っ」

「…でもその前にさ、脱ごうか」
「え、あ、…わ…っ」

お構いなしにシャツの裾を捲り上げ、背中側側から首を抜いてから腕を抜き取る

体から離れたシャツは放り投げられ、椅子にキャッチされた

「明るいとこだと、綺麗な肌が良く分かる」

雅紀にそう言われ、ここの電気が煌々と付いている事に今さらながら気付いて

「やだ…っや…！」

雅紀から逃げようと体を捩らせるけど
しっかりと俺を捉えた雅紀が易々と離す訳はなく

「そうやって恥ずかしがるのも可愛い」

むしろそんな俺を楽しんでる節さえ見えるからタチが悪い

「うるさ、…っ」
「ごめんごめん」

しかも俺が幾ら噛み付いてもスルーとか

これだけ聞き流せるなら、普段だってそう出来てたんじゃないかと思う

わざと酷くする為に怒る “フリ“ をしてたんじゃないかと勘繰りたくなる


「んあ…っ」
いきなりスウェットのゴムの処から手を突っ込んだ雅紀が、直に自身に触れる

気が削がれていた時のそれはいつも以上に敏感にその刺激を受け止めてしまった