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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第8章 相葉雅紀の事情①

何だかんだ言っても浅井は
ミネラルウォーターのペットボトルを
俺に預けてくれた。

「中一の時の中間テストのこと覚えてる?」
「覚えてないわー」
「消しゴムが無くて困ってた俺に浅井が
自分の消しゴムを割って俺にくれたの」
「へぇ。私ってめっちゃいい人じゃん」

たったそれだけのことで
浅井を好きになってしまった俺。

「今でもその消しゴム実家にあるよ」
「気持ち悪ッ」
「だって思い出じゃん。俺が浅井を好きに
なったという」
「ますますキモいわー」

気持ち悪がられても
どうしてか心地よくて楽しい。

俺はM体質か?

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