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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第18章 相葉雅紀の事情②

「とにかく寒いからお風呂でも入っちゃ
おうよ。お湯入れてくるね」

浅井の手際のよさに嫉妬してしまう。

まるで何度もラブホに来たことが
あるような……

そんな立ち振舞い。

理由は何にせよ
こうして俺とラブホに入ったということは
カレシとかは居ないだろうと
俺に都合のいいことを考える。

いつの間にか唸るような
空調の音が止んでいた。

それと同時に部屋は急激に寒くなった。

「部屋寒くない?エアコン止めたの?」

浅井が浴室から部屋に戻ってきた。

「止めたのは俺じゃないけど」

あの唸るような音は
空調が壊れる前兆だったのか。

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