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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第16章 二宮和也の事情②

「分かるよ。だって俺もだもん」

仮に付き合ったとしても
いつまで続けられるか分からない。

帰る場所があるから。

最終的には桃子を傷付けてしまう。

「真似しないでよ」
「真似じゃない。だって俺は素直に自分と
向き合ってるもん」

桃子に辛い想いをさせてしまうのは
気が引ける。

「勝手なこと言わないでよ」
「うん。勝手だ」

それでもやっぱり俺は桃子が好きで
出来る限り向き合っていたい。

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