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腐男子恋愛日常-parallel world-

第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~

「梶は不良だし、怖いから苦手なのは苦手だよ」

「でも直接、何かされたわけじゃないからさ
陰口叩いてる奴らよりかは、マシかなってレベルだ」

「そっか」

それを聞いて、少しだけ安心した。

不良は確かに怖いから、苦手意識もたれるのは仕方ないと思う。

でも、完全には嫌われてないみたいで良かった。

「多分だけど
他の奴らも、何人か同じ気持ちなんじゃないかな?」

「不良って先入観だけで嫌悪感抱いてる奴ら、本人に対して嫌悪感抱いてる奴ら、俺と勝平みたいに自分達に危害がなければどうでもいいの3種類」

「総一朗と飛鳥は、1番と2番の両方だよね…。」

総一朗と飛鳥とは親友だし、研磨君も親友だし何だか辛いな…。

「それはそうと、ずっと気になってたんだけどさ」

「日向と梶って、どんなきっかけで仲良くなったんだ?」

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