腐男子恋愛日常-parallel world-
第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~
「だけど、俺達は“日向が保健室行きになった原因が梶”って事を、立証する証拠は一切持っていない」
「「……。」」
工藤と堀川の話を、黙って聞く綺羅と鈴村。
「“梶が原因で、日向が保健室行きになった場面”を直接見てない限り
綺羅と鈴村の、自分勝手な思い込みで決めつけでしかないんだよ」
「何だと…!?」
「でも、歩は梶の事を心配して教室を出て行ったのを、お前達も見ただろ!?」
工藤と堀川の言い分に、綺羅と鈴村は納得してないみたいだ。
「でもよ
“日向が教室を出たあとの事”は、俺達は誰も知らないだろ?」
「それに、俺達が唯一わかってるのが“日向が教室を出て行った事だけ”で
“本当に、日向が梶の様子を見に行った”とも限らない」
「はあ?」
「まさか、お前達
“歩が梶の事が心配って嘘をついて、教室を出て行った”とでも言いたいのか?」
鈴村の言葉に、周りもさらにざわつく。
「「……。」」
工藤と堀川の話を、黙って聞く綺羅と鈴村。
「“梶が原因で、日向が保健室行きになった場面”を直接見てない限り
綺羅と鈴村の、自分勝手な思い込みで決めつけでしかないんだよ」
「何だと…!?」
「でも、歩は梶の事を心配して教室を出て行ったのを、お前達も見ただろ!?」
工藤と堀川の言い分に、綺羅と鈴村は納得してないみたいだ。
「でもよ
“日向が教室を出たあとの事”は、俺達は誰も知らないだろ?」
「それに、俺達が唯一わかってるのが“日向が教室を出て行った事だけ”で
“本当に、日向が梶の様子を見に行った”とも限らない」
「はあ?」
「まさか、お前達
“歩が梶の事が心配って嘘をついて、教室を出て行った”とでも言いたいのか?」
鈴村の言葉に、周りもさらにざわつく。
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