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オナニーのススメ

第14章 気まぐれ

「オカズ」

28だっけか、そんぐらいの話。

会社に三倉さんって言う女の子が居たんだ。

因みに俺の史上最低の人外クラス。


ブスなのはそうだったんだけど、性格も悪くて。

遅刻も多いし勤務態度も良くない。

強烈な香水の匂いを撒き散らして歩くのも不快。


俺もね、ここまでなら許すんだけどさ。

他にも武勇伝がいっぱいあったんだ。

女子高生の時に援助交際してて。

相手のオヤジに池袋の路地裏でおしっこかけた事がある。

こんなのを武勇伝として声も高々に喋ってたかなぁ?

俺がそのオヤジならキレて帰るし!

むしろそのオヤジの武勇伝だしwww

まぁ、良しwww

とにかく俺は超嫌ってたのはガチ!


ある時に、出入りしてる業者さんによるアンケートとかそんなのがあって。

その三倉さんが回収をやってたんだ。


龍「狂蝶、このアンケートって誰に出せば良いの?」

俺「三倉さんに出せばOKらしいよ」

龍「ありがと!」

俺「俺は昨日、三倉さんで出したよ?ww」

龍「え??」

俺「オナニーだけどさ、3回もしちゃったww」


龍はあんまりリアクションしないでどっか行った。

普段なら、

龍「俺も実は夕べやったんだけど、2回だから負けたぁww」

ぐらい返すのにww

まぁ、良いやwww



その日の終業間際に、市川って後輩から、

市川「狂蝶さん、ちょっと報告もあるしたまには飲みに行きませんか?」

俺「良いよ」

2人で飲みに行ったんだ。


その席で、

市川「狂蝶さんは、龍さんと三倉が付き合ってるの知ってますか?」

俺「いや・・・知らない・・・」

市川「俺は龍さんを見損ないましたよ。穴があれば何でも良いんですかね??」

俺「お前、言い過ぎww」


でもさ、

俺「そう言えば今日さ。2人が付き合ってるのなんか知らねーから、三倉で3回もオナニーしちゃったって龍に言っちゃったんだ。ってか、龍のノリが悪かったのはそう言う事か!」

市川は爆笑の後、

市川「俺なんかより狂蝶さんの方が言い過ぎですww」


世の中何があるか分からんから、発言には気を付けましょう!

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