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オナニーのススメ

第12章 暴走特急

「奈々ちゃん」

高2ぐらいかなぁ?

俺はクラスメイトの奈々ちゃんって女の子に想いを寄せていた。

奈々ちゃんは妖怪に例えるならたんたん坊って感じで。

ネズミ男が先生って呼んでたぐらいにランクも高め。

まぁ、妖怪に例えた時点で分かってると思うけど、想いを寄せてたってのは嘘だwww

でも、奈々ちゃんって名前は可愛いよな??


ある日の事。

ゲジの家に居たら、連絡網が回って来たんだ。


俺「連絡網とか初じゃね?」

ゲジ「そうでもないwwお前が家に居ないだけだろ?」

一理あるwww


もしかしたら、俺のせいで連絡網が毎回止まってたのかも知れない。

今までは知らなかったけど、もう今は知っちゃった。

ちゃんと流さんとな!


余談だが、中学の時に、

俺「余り物で良いから野菜を持って来いってさ」

こんな連絡網を勝手に流したら。

みんなキュウリやらキャベツやら色々持って来てて。

俺「みんな野菜不足だろうから、サラダでも食ってくれww」

って言い放ったら、めっちゃ非難された気がする。

でも、俺ももう子供じゃないんだ。

やってやろうじゃないかっ!!


俺「ところで、俺の次って誰だ?」

ゲジ「それも知らんのかww」

俺「知らんwww」

まぁ、一覧表を見せて貰ったら奈々ちゃんだったんだ。


俺「奈々ちゃんに電話とか緊張するなぁww」

ゲジ「あれ妖怪やん?」

俺「奈々ちゃんって名前だけで抜けるよな?ww」

ゲジ「お前の言ってる意味が分からんww」


でも、電話をしたんだけれど、秘書と名乗る人が出て。

一切の電話の取り次ぎは出来ないから要件を聞くって言われた。

俺「奈々さんとは肉体関係があるんだけど、それでも無理?」

秘書「申し訳ございません」

と、機械的な対応。

ゾルディック家みたいな感じだww

これは今までもちゃんと連絡網を回してたけど、秘書のせいで出来なかったって事にしようww


電話を切ると、

ゲジ「狂蝶は奈々ちゃんと話すん?」

俺「いや?話した事無いよ?」

ゲジ「なら肉体関係とか言うなやww」


ゲジは非常識な眉毛をしてる癖に。

たまに常識人ぶるから困るwww

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