テキストサイズ

オナニーのススメ

第9章 狂蝶の黒歴史

「読書感想文」

中2かなぁ?

基本的に課題とか出ない学校だったけど。

何らかのコンクールみたいの?に絡む様な課題だけは出されてた。

課題が出ない理由は、塾とか家庭教師に支障が出るからとPTAがうるさいかららしい。


で、『老人と海』とか言う本まで指定されて配布されたんだ。

因みにコレを提出しないと書くまで夏休み返上とかな脅し付き。

しょうがねーなww

諦めて俺も提出したんだ。


後日、先生に呼ばれた。

その先生は女性と言うかオバちゃん先生で、怒ると怖いとかで有名。

でも、俺はへっちゃらさ〜www


先生「狂蝶、コレは一体何なんだ?」

俺の提出した読書感想文を俺の目の前に置いた。

俺「ちゃんと提出してるんだから良いじゃ無いですか!」

先生「読書感想文を出すんだよ!コレは違うだろっ!」


覚えてる限り再現してみよう。


『老人と海を見て 2年2組 狂蝶

俺はこの本を読んだ事が無いから当然内容を知らないし、読むつもりもない。

一体どんな内容だろうか?

表紙の絵を見て中身を想像してみた。

港町、そこに1人寂しく暮らす老人、その名はジョセフ。

ジョセフは妻に先立たれ、1人娘は遠方に嫁いで孤独だった。

孫は居たけれど会うのは年に1回。

しかし、生まれ育ったこの街を離れるつもりはない。

ジョセフが生まれた頃は綺麗だったこの海も。

埋め立てが進んで、水質は悪化した。

それでも、ジョセフはこの海を愛していた。

きっとこんな話に違いない。』

後は忘れたwww


俺「真面目な話、斬新な切り口でちょっと自信持ってたんですけど?ww」

先生「ちょっとだけだぞ? こんな書き方もあるんだってのは思ったし、内容自体は読書感想文って事じゃなければ良かった面もある。 でも、そもそもジョセフって誰だよww」


まぁ、結局書き直しさせられましたっとwww

ストーリーメニュー

TOPTOPへ