
Baby love
第17章 エッチなセックス。
M side
S「潤・・・最高だったよ。
可愛かった。」
M「・・・可愛い訳ないだろ。」
S「可愛いって言われるのイヤ?」
M「イヤだ。」
S「じゃあ・・・愛おしかった。」
M「・・・」
何かそれ恥ずかしい。
S「てか潤は?良かった?」
M「・・・なんか、すごいエッチなセックスだった。」
S「ふははは!なんだそれ!笑」
変な言葉だって自分でも分かってるけど!
でも、ほんとエッチなセックスだったんだよ!!
爆笑していた翔くんが、腕の隙間からちょんちょんと指で俺の頬をつつく。
S「好きだよ、潤・・・顔見せて?」
M「・・・イヤだ。」
S「もう、さっきまであんなに素直だったのに。」
M「バカっ・・・!!」
思わず腕をどけて睨むと、またデレデレと嬉しそうに笑う。
S「潤が素直なのはセックスの時だけか。
まぁ、それはそれでそそるな。最高だ。」
・・・もう、どうとでも言ってくれ。
応戦する体力なんか今の俺には残っていない。
とりあえず・・・
M「・・・抜いてよ。」
まだ翔くんのモノが入ったままだ。
セックス中より小さくなっているとはいえ、異物感が気になって落ち着かない。
S「ふふ、名残惜しくて。」
M「んっ・・・」
そう言ってユックリと引き抜かれて、またゾクゾクと体が震える。
S「見て。すげー出た!」
ゴムに溜まった精子を見てはしゃぐ翔くん。
中学生かよ!!
S「潤、」
M「・・・なに。」
S「好きだよ。」
M「ん、」
翔くんの優しいキスが大好きだ。
唇が溶けそうなくらい甘くて、熱くて・・・
M「・・・好き。」
S「やば、キュンとした。」
M「ふふ、バカ・・・」
ホントに、大好きだよ。
誰にも渡さない。
M「もっとキスして・・・」
乱れたシーツの上で、お互いベトベトなまま。
リビングで翔くんのスマホが鳴り続けている事にも気付かずに、
セックスの余韻に浸りながら甘いキスに夢中だった。
