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校えっち(校閲)ガール

第39章 半端な想い

「それは一度きりの復帰のはずでしたから。
二足のわらじで継続となると…」
「AVの撮影なんていいとこ月に一度
多くても二度くらいのものでしょう」

両者譲らず。

伊藤に頑張ってほしい。

「そうですが……二人の女性と同時進行と
いうのは……」
「……桐生くん。御言葉ですが」

伊藤の表情が険しくなり言葉を続ける。

「自惚れてはいませんか?AVの評価を
自身の手柄だと思っていませんか?」
「そういった節も多少はあります」

謙遜しながらも誇らしげに答える悠人。

終わったと……思った。

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