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Best name

第32章 最高の名前

『もぅ・・・・・よしなさいアイル…っ

・・・~~そ、そういう事だから。

その・・・・・パパの言えた義理じゃないが』






『・・・ん』








『ママのことは・・・

許してやってくれないか?・・・』






お父さんの言葉に

アイルがそっと・・・顔を上げた

ニッコリ・・・笑って。




『パパ・・・?

私、誰のことも憎んでない。

ママのことも…もちろんパパのことも。

これからも・・・憎んだりしない』





『・・・』





『ふふっ・・・パパ?

私・・・これでも忙しいの。

〃恩返ししたい人〃が

沢山・・・・・いるから

私・・・〃幸せ〃だから

人を憎んでる暇・・・・・ないの』






『・・・・・・』






アイルの答えに・・・その笑顔に


お父さんは少し


目頭を押さえていた。








今更・・・・・・じゃないが





アイルって・・・











エエ子や~~~~~・・・(泣)














オレが・・・このお父さんだったら




この娘・・・絶対



〃オレに〃嫁にやりたくないぜ・・・(苦笑)?

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