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第31章 君の手と僕の手

「しかしこのところの□□の~…」

残業とかマジムリだからな!?
マジでムリだからな今日は?!

勘弁してくれよ?!

「それでだね君に折り入って~…」


接待系だったら…ブッ殺・・・

・・・いや…






〃ヅラ〃だってコト

バラしてやろーか?!ブチョー!?



(ワケあって社内では
おそらくオレしか知らないコト)


「~~の一件でだね▽▽が~~…のために~」







ピクピク……ピクっ…(苦笑)


オレの…血管がっ…




ついでに
オレの手が無意識に

その・・・雨にも風にも
ハリケーンにも負けない

精巧なヅラに
伸びそうになってるんだがな…


「◯◯に関しては私もだね~…常日頃…」



エンドレスマイペ~ス……

ブッチョサ~~ン?…(泣)




おのれ・・・





〃ついうっかり〃みんなの前で
ヅラひっこぬいてやろーかぁ?(笑)





それとも・・・
〃ついうっかり〃口をスベらして

植毛検討中だって
バラしてやろーかぁ~?(笑)



時は・・・流れる




♪♪♪

100年おわらずに~
ちく たく ちく たく …~

ブチョ~サンといっしょに
チクタク チクタク …。

今は~ もう 止まらない
ブチョ~さんの~ハナシ~…


♪♪♪


(笑)





・・・たのむから早く

本題に入ってくれぇ~

ブチョ~~!!!(泣)




~スっケベジジィ~~!!
若っけぇギャバ嬢にハマって通いつめてること
奥サンにバラすぞ~~!?



ゼェゼェ・・・



『……(ハッ…!?)』



悪態ネタが尽きる頃には動悸がはしる


どんだけだよっ…オレ!



「~という訳でだね
□□を至急たのめるかい?」





・・・急ぎなんじゃねーかよっっ

結局・・・!!!(泣)



そこだけ言えし!最初から!



『~💧…ハイ…わかりました
~…2時間で……やります』



「ほ?…ほぉ~~
さすがだなタキガワくん
頼もしいね君はやっぱり~…」


『すぐに取りかかりますので…。失礼します』


ダ~~~~ッシュ


「いや私はだね~、来年度の昇進は君を…」



バタン……。



「…タキガワくん?~たまにはゆっくり
私の話も聞かんか、アイツは~(笑)
一々〃ワンテンポ早い〃やつだ
ホッホッホ…」

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