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Best name

第30章 それぞれの、生きる場所…

『クス・・・・・』




アイルに向けて

親指を思いきり立てて

サインを送る。







ハラハラしていた(?)顔が

やんわりと笑っているように見える。







少し人目をはばかるように



アイルがオレに

小さく・・・・・・小さく・・・・・・



控え目に手を振り返してきた。






そして

絶え間なく・・・拍手しているアイル。











サイコーだ……。








サイコーの気分だ・・・。









最高の場所だよ・・・アイル…。






ありがとう・・・・・・アイル。












最高の




オレの・・・生きる場所。

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